コラム
2022.06.05 | EQUAL スタッフ
盤石橋 山口県長門市
1764年に建てられた石橋
EQUAULスタッフ 谷です!
長門市湯本に行く途中にある川沿いに橋が2本架かっているのですが、ずっと気になる橋があったので寄ってみました。
大小の石を積み上げて、石板をかけている橋です。
橋脚を設置し、橋を架ける形で有名なのは1868年にドイツで開発された「ゲルバー橋」みたいですが、それよりも100年前に建設された橋ってびっくりですね。
盤石橋
盤石橋、渡ってみたのですが安全に渡れましたよ。
ただ、大きな石板だけでなく歩く部分も大小の石を敷き詰められていました。
技術的には全く見当もつかないんですよね。
どういう理屈で小さな石をこの位置に設置しているのか?さっぱりです。
城の石垣なども同様の技術なのかなと思ったりもしました。
家屋の柱・梁で構成する軸組み構造の技術は継承されていますけど、こういう石積みの技術は
コンクリートなどにとって代わっているのかもしれないですね。
盤石橋や城の城壁などの技術は現在では見かけることはほとんどないのですが、家屋の柱・梁で構成する軸組み工法は継承され、進化もしていますね。
軸組み工法で地震時に外力が1点に集中するという欠点も【制振ダンパー】で解消されていることも進化ですね。
体感ショールームには制振ダンパーの体感もできますので、ぜひ気軽にいらしてください!