コラム
2022.06.23 | EQUAL スタッフ
建築探訪 北九州市立美術館♪
1974年竣工
EQUALスタッフ 谷です!
先日は、展示内容ではなく建物を見学に北九州美術館へ行ってきました。
今から48年前に竣工していますが、デザイン上は全く色あせない印象でした!
設計者は「磯崎新氏」
もう、レジェンドですね。
建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞も受賞されております。
48年前に竣工した建物なのにいまだ感動します。
戸畑区の丘の上にあり、親しみを込めて「丘の上の双眼鏡」ともいわれているみたいですよ。
内部(吹き抜けと外と内を結ぶデザイン)
外観の双眼鏡部分に当たる外壁が内部吹き抜けまで連続してデザインされています。
これを見た時、TVCMで某ハウスメーカーが「外と内を曖昧につなぐ空間」のキャッチコピーされていますが、磯崎さん48年前から「外と内の曖昧な空間」をデザインされていたんですね。
また、両サイドの吹き抜け部の照明、双眼鏡のグレー部分の建材の厚みを利用して配線を隠蔽されておりました。
細やかな部分ですが、これも流石ですね。
1998年認定
1998年に「公共建築百選」に認定されていたようです。
管轄省が「国土交通省」ではなく「建設省」と印字されている点も歴史感じましたね。
心躍る建築デザインの建物を見るとインプット項目が色々ありますね。
キチンと消化してアウトプットできるよう精進します!