コラム
2023.01.16 | EQUAL スタッフ
喫茶 下関長府
喫茶 四季庭
EQUALスタッフ 谷です。
先日下関長府に行ってきました。
その時に目についた「喫茶 四季庭」和の雰囲気ある建物で、木目部分は「焼き杉材」白壁は漆喰壁でした。
下関長府の侍町エリアにあるだけあり【和】の雰囲気が前面アピールです。
ただ、「焼き杉材」写真でもわかるように、屋根庇がかかっていない部分は、日焼けして濃茶色ではなく灰色に変色するデメリットありますね。
最近の外壁材で木目調ありますが、外壁材の木目は変色しないよう工夫されておりますが、雰囲気を楽しむ為、実際の無垢材(この写真だと焼き杉材)は日焼けし色褪せが生じます。
「経年変化を楽しむ」のスタンスだと良いのですが、色褪せが気になる場合、無垢材はそのまま塗料を塗るのではなく、一度汚れをやすりなどで研磨しながら落とす作業が必要です。そのあと塗料施工になる手間が必要ですよ。
最近のDIYでも上級レベルになりそうですね。
実際の無垢材を外壁で利用する場合は【経年変化を楽しむ】スタンスが良いですよ。
四季庭 内部
四季庭の名前とおりんお外観ではないなと思いながら店内に入ると中庭のレベルではないぐらいしっかりと造られた庭が広がってました。
冬時期の為落葉樹の葉は落ちておりますが、侘び寂びの雰囲気満載でしたね。
通行人は見れない動線は、旅館でも見かける一つのおもてなしですね。
京都観光などすると間口が狭いお店見かけますよね。ですが、実は奥行きが長い街区になっています。
そこのお得意さんを奥に通す際、お得意様用の部屋へ移動する際、目を楽しませる為に中庭を作成していたそうです。
旅館など通行人は見ることできない綺麗な庭で楽しませるおもてなし文化は、そういった所からなのかなと思いました。
落葉樹を住宅で取り入れると落ち葉の掃除が大変なので常緑樹が多いですが、四季の雰囲気を存分に感じたい場合は落葉樹もありなのかもなと思いましたね。
外壁を無垢材を施工するにしても【経年変化を楽しむ】ことができるかどうかですね。
今後も色々な建物見てインプットしていきますね。