コラム
2023.01.23 | EQUAL スタッフ
カフェテラス シャンドレ (久留米市善導寺)
カフェ シャンドレ外観

EQUALスタッフ 谷です!
先日、うきは市に行った帰り道に気になる洋風のカフェあったので寄ってみました。
1977年の刻印あったので、築45年ですね。
外壁の汚れなどは経年変化と割り切っている印象です。
1階部分は煉瓦壁で、窓枠は木目長のモールでデザインされております。
入り口のアルコープ部分の屋根が円形になっている点もアクセントですね。
建物中央に入り口設置しており、綺麗なシンメトリーな構成です。
カフェ シャンドレ内観 カウンター部分

店内に入って右手がテーブル席で、左手がカウンターとテーブル席でした。
カウンターから見える背面の飾り棚がよく考えられたつくりでした。
中央と両サイドにステンドグラスをあしらったデザインなのですが、この壁、厚みを増した【ふかし壁】にしています。
壁の増やした厚みは左手のステンドグラス側に設置されている飾り棚の奥行き分です。
飾り棚の奥行き分の壁厚みがある為、壁から棚が飛び出すこともなくスッキリした印象になりますね。
45年前に設計されているみたいなので照明も電球タイプなのですが、これはこれでアリの印象でした。
現代のようにLED照明を利用すると間接照明などを利用して、よりスッキリしたデザインも可能ですよ。
ティーカップ

コーヒーとトーストを頂きました。
このお店もそうなのですが、古くからある喫茶店でコーヒーや紅茶を頂く時、私のもう一つの楽しみは「ティーカップ」なんですよ。
友人の実家が喫茶店をしているのですが「ティーカップはどうやって選ぶのか?」と聞くと『入ってこられたお客さんの第一印象』と返答されたことがあります。
今回のティーカップ、私の印象こうなのかな?っていうのも楽しみの一つです。
45年前の建物なのですが、なんか気になる建物はやっぱりよく考えられたデザインなんだと再確認させられました。
外観、内観、配置計画などしっかり考えてお家づくりしていきますね。

