コラム
2023.02.06 | EQUAL スタッフ
地目「田」「畑」に建築可能?
田園地帯
EQUALスタッフ 谷です!
田園風景のエリアに家を建てたい方、いらっしゃいますよね。
その土地が「田」「畑」の場合家を建てられるのか?
結論としては「条件付きで可能」です。
こちらの写真は那珂川市松木周辺です。
写真手前は田園風景が広がり、奥は住宅地ですね。
この田園周囲はほとんど建物ない為、「田」「畑」エリアとして行政が区域分けを行っている為、家の建築ほとんど無理です。
では、条件付きで建築可能なケース
ケース①
よくポツンと建っている家
この住宅は【周囲の田や畑を耕作する農業を営む方の住居】として家を建てる事が認められております。
ケース⓶
家が数十軒あり周囲は田園地帯の場合
この場合は行政が田園地帯を守る為【市街化調整区域】の線引きを行った以前から集落がありその集落の住宅建て替えであれば建築可能です。
ケース③
周囲は住宅地だけど家庭菜園的な畑が売り土地
建築可能です。
住宅を建てる【市街化区域】と田園を守る【市街化調整区域】のラインは各行政が定めています。基本的には【田や畑で安心して耕作】することを守る為に施策されていますので、その点は守っていくべきですね。
ケース①~③の場合でも、建てて良いか?を審査する機関あり、書類などの提出が必要です。
書類提出して承認までの期間はケース①⓶の場合は1か月~2か月必要な場合ありますので、注意必要ですね。
小倉南区役所 農業委員会
先日、門司区で建築のお客様購入土地が「畑」だった為、北九州の農業委員会に確認行ってきました。
各行政で農業委員会の所在地異なるので、その辺は私たちに任せてください。
北九州市の場合、農業委員会は頭部と西部に分かれていて、門司区は頭部農業委員会で小倉南区役所内に入っていましたね。
今回の場合、周囲に住宅ある「市街化区域内」の畑だったのでケース③にあたります。
この場合もきちんと審査を行うのですが、承認までの期間は約1週間です。
この期間は各行政によって異なると思いますので、建築スケジュールを決める前に調査必要ですね。
近くに田園が広がっている土地で「田」や「畑」の土地気に入られた際は気兼ねなく調査依頼くださいね!
ちゃんと調査してご報告しますよ!